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多くの経営者の方と接して感心することは、「積極的な行動」を日々されていることです。私自身も刺激を受け、考えてばかりで行動が伴っていないことを反省する機会が多くあります。
慎重派の経営者の方からご相談を受けた場合は、「まず行動されてはいかがですか。」とお話しすることもあります。もちろん行動の前にじっくり考えることも大切ですが、結果的に『行動できない』企業体質になってしまい、チャンスを逃していらっしゃる企業さまもお見受けします。今回は、従業員さまも含めて皆さまの企業体質を見直していただくため、積極的に行動をするには、ということを考えていきたいと想います。
セミナーの講師をさせていただく際に、最後の締めとしてお伝えすることに決めている言葉があります。
□ 資料を見ただけで満足しないでください
□ 聞いただけで満足しないでください
□ 考えただけで満足しないでください
私自身はセミナーで参加者の皆さまにヒントをお伝えするだけで、実際に活用していただくのは皆さま自身です、ですから行動してください、というお願いの意味です。企業さまにとって会議やミーティングをすることが目的ではありません。新しいことにチャレンジするときに、できない理由はいくらでも出てきます。行動するための障害を、どうやったら取り除けるかを話し合ったほうが、前向きになるのではないでしょうか。行動しながら改善していくという姿勢も企業さまにとっては必要だと想います。
◆◆◆見るだけ、聞くだけ、考えるだけでは何も始まりません。行動したことだけが『行動』になるということを従業員さまも含めて意識できているか、再度確認していただければと想います。行動するかどうかの基準は、その行動がお客さまのお役に立てるか、社会に貢献できるか、従業員さまの幸せにつながるかだけです。この点だけを徹底し、『まず行動』の企業体質になっているかを見直されてはいかがでしょうか。◆◆◆
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