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マスコミでは「景気が・・・」という言葉が最近よく使われていますが、皆さまはいかがでしょうか？ そもそも景気という企業外部の要因の責任にすることがおかしいのかもしれません。 景気が悪いなかでも順調に利益を出されている企業さまは多くあります。 同じ業種でも「勝ち組」と「負け組」に２分化されていることは、皆さまご存知だと思います。 同業他社より優れた何かを生み出していらっしゃる企業さまが「勝ち組」ですが、やはり「売上の金額」で大きな差が出ているのではないでしょうか。
経営者の方は日々考えていらっしゃることだとは思いますが、今回は『売上アップ』の考え方をご紹介していきます。
【 売 上 】 ＝ 【 お客さまの平均単価 】 × 【 お客さまの数 】
「売上の金額」の計算の仕方はいろいろありますが、上記のような計算方法で考えていただければ、売上アップの対策のヒントを見つけていただけるかもしれません。
たとえば、現状が【売上100,000円】＝【お客さまの平均単価5,000円】×【お客さまの数20人】で、計画通りの利益が出ていないとします。 そこで、お客さまの数を増やして利益を出すために値下げを実施しました。 その結果、【お客さまの数】は30人に増えましたが、【お客さまの平均単価】は3,000円になりました。 この値下げは成功か失敗か、スグおわかりになりますよね。
◆◆◆売上の金額を先ほどのかけ算で考えていただければ、答えは簡単です。 お客さまの平均単価を上げるプラスお客さまの数を増やすことで、売上はアップします。 ただし現実的には、この２つを同時に実現することは難しいと想います。 その場合に１つの要素だけではなく、２つの要素をバランス良く考えていただくことが重要です。 また、２つの要素を増やそうとすると、これにともなって通常は「売上アップのための費用」が出てきます。もちろん売上アップも大切ですが『利益を増やす』ことが最重要ポイントですので、実行していただきながら的確に対策を変えていっていただきたいと想います。◆◆◆
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